YAMAHA YFL-511

 

 

 


 例の事故で思いがけなくお金が入り(バイクがお釈迦になってしまったんで。でも、本当はこういうお金の入り方は嫌なんですけどね。)フルートを買いました。

これもヤフオクなんですが、以前から僕はずーっと銀製のフルートが欲しかったんですよ。
これは、12年ほど前のモデルなんですが、ヤマハのプロモデルの一番下の物です。 値段的に半額以下だったんでこれなら手が出ると思い買いました。(定価の方は、お暇がありましたら調べてみて下さい。因にYTS−62と同じです。)

 以前山形由美さんがフルートを盗まれたという事件があって、それが1本数百万するというので、本当にそんなもんあるんかよと思ったら有るんですね。
こんな小さな楽器なのに、なんでこんなにするかという値段があるのがフルートのようです。

 さて、レポートですが、さすが銀製だけ有って、(キーは洋銀なんですね、キーまで銀だともっと凄い値段・・・笑)良く響きます。

最初手にして吹いたときに、「あれ?こんなもん。」と思ったんですが、どうもずっとしまわれてたようで、二時間ほど吹いていたらぐんぐんなるようになりました。

低音から高音まで本当に良く鳴りますね。これならオーケストラに混じっても埋もれてしまうこともないでしょう。

ただ、ヤマハのフルートは少し太いので、手の小さい僕は一寸扱いづらいですね。ずっと使っていたパールのフルートはとても細かったんで、その後、手に入れたYFL−23(これはレポートしてませんが)も太くて、持ち替えたとき慣れるまで随分かかりました。

おまけに職業柄、右手の小指と人差し指が曲がってるので、(これは鉛筆を持って書くポーズをしてみて下さい。小指と人差し指が押されますでしょ。これを何十年もやってると曲がってくるんです。)気をつけないとトリルレバーに触れてしまうので、これも慣れるまで時間かかりそうですね。

それにしても、これも吹いてて楽しくなる楽器ですね。いつまでも吹き続けていたいという感じです。

キーもプロモデルだけ有って、押さえない部分の所は装飾された感じになってて高級感がありますね。

さすがに年月が経ってるだけに細かい傷はありますが、へこみはなく、楽器も黒ずんでませんし、まあまあきれいですね。

これも、デビューは、市民音楽祭の予定です。

一度スタジオに持って行ったんですが、(フルートは小さいからぶつける心配がないので。)帰ってから、音源を聞いたら、さすがに良い音してましたね。

 しかし、バイクがフルートに変身したと言うことですが、実は面白いことに最初にパールのフルートを買ったのが、実は車を買ってバイクが要らなくなったから、実家に置いてきてからだったんですよね。バイクの代わりにと思って買ったんです。その後バイクは、こっちにまた持ってきたんですが。

不思議な縁です。

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