コレクションOF『カルトGSコレクション』
  (我がGS遍歴)

  

 私の『カルトGSコレクション』第一号は、

’89年頃にフイリップスからリリースされたCD

『グループ・サウンズ伝説−’

67〜’70GS始末記』でした。

これは、正確には『カルトGSコレクション』シリーズでは無いのですが


(どうもこの頃から『GS』再評価の空気が出てきたようなんですが)


このCDに収録されていた曲が、GS時代をリアル

タイムで経験しクラスでも有名なGS博士だったと

言う、私の自負心を粉々に砕き、飽くなき『カルト

GSコレタター』への道を歩ませることになったの

です。


 さて、その一曲とは何を隠そう(隠す必要は無いけど)

『美しい愛の悲しみ』(作詞、林春生 作曲、村井邦彦  唄、江田聖明・ザ・プレイズ)

と言う曲です。

もうイントロから凄いんです。

♪チャ〜リラチャララ〜、とクラリネットが入ってきます。まあ、GS物にはオーケストラ

を使った曲は多いですが、                       小さくてすみません

いきなりクラリネットは凄いです。そして、絶妙のタイミングで

ティンパニーが♪ドドドン!と入ります。

その後にボーカルが続くんですが、この詩がまた淒い!

自己陶酔の極致とでも言うべき無内容さです(褒め言葉です、念のため)。

極めつきはサビの部分の♪ラブミィー!君さあ〜♪のところです。もう、ステージが

目に浮かんできます 。                            

キャー!!というファンの絶叫が聞こえてきます。失神寸前!てなもんです。

(だけど、これってステージングとか考えてないよなー…バンドの音が全然入って

ないもの− レコードプレーヤーの前で失神したのか?当時のファンは…) 

      
 てな訳で、とんでもない世界が『GS』にはあるんだと気付かされた私では

ありました。

まあ、例えて言えば 『浅草花屋敷』をもってアミューズメントパーク通と

言っていたのが、『東京デイズニーランド』に行って初めて世界の広さに

気付いたというか…否、これは逆ですね。


『TDL』的アミューズメントパーク思想が『AHY』によって革命された訳です。

似後、私の『GSコレクション』はひたすらBC級に向うことになったのです。

 


 以下次号!{次号があればの話ですがね(:;)}


 *『美しい愛の悲しみ』は今やカルトGS通にとっては、メジャーな存在に

成り下がってしまいました…。

文 写真提供: 秦 義人

 

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